仕事や家事に追われ、「自分の時間がない」と悩む人に、自分の時間を確保できるようになる方法を伝えます。

無理は続かない、だけど、人生には無理が必要な時だってある。

こんばんは、高木です。

おととい、プロ野球はセリーグのクライマックスシリーズで、
巨人対ヤクルト戦を観ていました。

試合は、巨人の先発・菅野投手がクライマックスシリーズ初のノーヒットノーランを達成し、
見事ファイナルステージへの進出を決めました。

試合後のインタビューの中で菅野投手が、
「由伸監督と1日でも長く野球がやりたい」
という言葉を口にしていたのが、僕としてはとても印象的でした。

僕は特に巨人ファンというわけではありませんが、
高橋由伸監督の事が選手時代から好きだったので、
余計にその言葉に感動したのかもしれません。

今年の巨人は3位。

優勝した広島カープとは、カープが優勝した時点でのゲーム差が13.5もあったので、
Aクラスには入ったものの、終わってみれば“ほぼ完敗”
と言っていいシーズンだったと思います。

結果として、高橋由伸監督の監督辞任が決まり、
チームは4年連続で優勝を逃す事となりました。

だけど、ここ2試合の巨人は、
シーズンでの戦いがウソだったかのように強い。

昨日の試合は、このまま広島にも勝ってしまうのでは、
とも思わせるようなゲーム内容でした。

監督の辞任が正式に発表されて、今の巨人の選手たちの中には、
高橋監督と試合が出来るのが最後だから、というモチベーションがあるかもしれません。

もちろんそれだけではないとは思いますが、高橋監督はまだ現役を辞めて3年で、
現役時代を共に過ごしてきた選手たちもまだチーム内にたくさんいるので、
監督に思い入れの強い選手もいるでさょうし、

また、選手から好かれていた、みたいな話もよく耳にするので、
監督への思いが選手のモチベーションとなって、この2試合に現れている可能性もあります。

そんな様子をニュースで観ていたら、
隣でスポーツニュースを観ていた僕の奥さんが、
「本気出して勝てるんなら、最初からその感じでやればいいのに。」と言ってました。

まぁ、出来てたら最初からやってたわけで、本気出した上で3位になったのですから、
それが実力だったのは言うまでもないですね笑

野球なんてそう単純なものではありません。

もし高橋監督の辞任が選手たちのモチベーションの源となっているなら、
今の巨人は監督辞任という出来事が一時的な発奮材料になっているだけで、
こういう“無理をしている状態”というのは、一時的には可能であっても、
1年という長丁場では持ちません。

だから、本来の自力で言えば、
やっぱり広島の方が強いんだと僕は確信しています。

ただ逆に言うと、こういう短期決戦では無理が効くのだから、
最終的に巨人が勝つ可能性は充分にあると思います。

無理をする、っていうのは、普通はマイナスに捉えられがちだけど、プロ野球選手って、
「日本一になると人生観変わる」
とまで言う人もいるので、

人生観変わるんだったら、ちょっとくらい無理する価値はありそうです。

そしてそれはきっと仕事でも同じだと思います。

僕の場合もそうだし、きっとあなたの場合もそうなんじゃないでしょうか。

人生のどこか、若い時かもしれないし、
歳を重ねてからの人もいると思うけど、どこかで無理をする時期ってあってもいいんじゃないかと思います。

特に、今の人生を変えたい、って思ってる人だったら、多少の無理は必要です。

僕の大学時代の友達で、社会人になってから公認会計士の資格の勉強を始めて、
試験に受かった人がいます。

その人は普通にフルタイムの正社員として働きながら、帰宅後に資格の勉強をして、
1日4時間そこそこの睡眠しか取らずに頑張ってた時期もあったそうです。

ネットビジネスもそうで、例えば副業で始めたら、
それこそ最初のうちは睡眠時間を削ったりする必要が出てくる事だってあると思います。

僕の場合は睡眠時間は削ってないですが、
最初のうちは満員電車の中でも毎日スマホで記事を書いていました。

当然パソコンでやった方が作業はしやすいし、
正直、記事のクオリティだってそっちの方が高いけど、
でも贅沢な事は言ってられないので、狭いスペースでチマチマ作業していました。

お陰で肩こりになったり、あまりに満員なのに記事を書いて、
人の邪魔になった時は睨まれたりしたけど、最初は
それくらいの事は仕方がないと思って続けていました。

ただ、無理はずっとは続きません。

だからこそ、ここぞ!という場面を見極め、
正しいタイミングで無理をするって事が大切だと思います。

もちろん最初からそのタイミングを見極めるのは難しいかもしれないけど、
無理を何度かしているうちに、勝負所がわかってくる。

僕はこれまでの経験からそう思います。

そう考えると、無理するのも決して悪くないです。

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