寿司職人になったら海外へ行こう。
こんばんは、高木です。
先日「英語の仕事への活かし方、良い方法を思いつきました」という記事を書きましたが、
ちょっとそれに関連して。
その記事では、
英語を使って(例えば海外営業として)企業とかで普通に働くより、
ネット上の文献をコピーライティングの技術を使って訳してそれを広めていった方が、
遥かに市場価値が高いんじゃないか、という事を書きました。
この記事を読んだブログ読者のある大学生(英語専攻)から、
「英語を仕事にどう活かそうか悩んでいたので、ヒントになりました!」
とメールをもらいました。
参考になって良かったです。
英語力がより高い価値を持つ市場は他にもあると思うので、
その考え方を参考に考えてみると他にも市場は見つかると思います。
でもこれって別に、
英語に限った話ではないんですね。
要は、自分の持っている資源がより高い価値を発揮する、
勝ちやすい市場を選びましょう、という話につながります。
例えば僕は、
昔働いていた会社でコピーを学んだんですが、
その会社には僕みたいな人間がたくさんいました。
その会社は自社のネット商材をコピーを使ってDRMの流れで売っている会社で、
そこは、コピーを書けて当たり前、という環境でした。
多少上手なコピーが書ける程度では、
まったくアドバンテージになりません。
僕もかなり勉強したし、その市場でたくさん商品を売って来て、
評価(給与)も上がっていきました。
でも、そんな環境で、
「もっと上手いコピーを!」とただ無思考に上を目指すのは、
僕には賢い選択肢とは思えませんでした。
一歩外へ出れば、
コピーライティングなんて言葉を聞いた事がない人がたくさんいます。
学んだ経験がある人に至っては、
見つける事すら難しいレベルだと思います。
だから、そういう人たちや、そういう人たちしかいない会社にとっては、
コピーの技術はすごく価値のあるものだと思いました。
事実、僕が個人で話を持ち掛けたある美容院は、
お店のホームページにDRMの考えととコピーを導入しただけで、
集客数が1.2倍ほどになって、
(↑リアル店舗の集客数としてはかなりいい数字です。)
その知識や技術にとても感謝された経験があります。
つまり、そういう事なんです。
ある場所では当たり前過ぎる知識や技術も、
場所(市場)を変えれば、それはすごく高い価値を発揮します。
ヤフオクで売られている不用品が売れるのは、
ある人にとっては価値がなくなったものでも、
違うある人にとっては価値があるからですね。
という事で、もし僕が寿司職人になったら、
高い技術を持っていても過酷な競争に晒される日本より、
そこそこのレベルであっても重宝される海外を選びます。
余談ですが、職業を寿司職人と言うと、
国によってはビザが下りやすくなるそうです。
ただひたすら頑張る前に、自分が正しい市場にいるのか、
正しい市場を目指しているのか考えてみるのも大切かなと思います。
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