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事業規模200万のすてきな世界

こんばんは、高木です。

僕の友人で、趣味である競馬関連のサイトを立ち上げ、
毎月20万程度の収入を得ている坂口君という人がいます。

僕は競馬に詳しくないのでよくわからないのですが、
競馬にはレースごとに期待値というものがあるそうで、
彼が販売しているのはその数値を算出するためのオンラインツールとの事です。

彼はもともとエンジニアだったので、
ちょっとしたツールくらいなら簡単に作れます。

彼は激務に耐えられず会社を辞め、
今はランサーズなどで受けたエンジニアとしての単発の仕事をこなしながら、
あとはその競馬サイトからの収入で暮らしています。

エンジニアとして優秀な彼は、以前の会社ではそこそこの給料をもらっていたので、
収入は以前より少し減ったそうですが、
今はストレスもなく自分のペースでやりたい事をやれているので、
以前より生活の満足度は上がっているそうです。

彼の話を聞いていると、彼が競馬のサイトでそこそこの収入を得られるようになったのは、
本当に大きいなと思いました。

だって、年間売上で約250万円ですから、
もしこれが企業だったら、即決で撤退事業です。

月の売上が20万円ちょっとですからね。

社員1人分の給料にも満たない額です。

でもそれが個人となったら、だいぶ意味合いが変わります。

月20万円だつたら、贅沢はできなくともそれだけで何とか生活できるレベルの金額です。

僕がこの話を聞いていいなと思ったのは、月20万円ちょっとというミニマムな市場で、
彼の作る商品を喜んでいる受け取るお客さんがいるという事です。

彼の作るそのツールはすごく高性能というわけではないものの、
マニアが喜ぶ少し珍しい機能を搭載しているらしく、
その機能によって満足しているお客さんが、
少なくとも月20万円分はいるという事です。

その市場規模の小ささゆえ、企業では提供できない価値を、
個人だからこそ彼が満たす事ができているのです。

これって素晴らしい事だと思いませんか?

世の中には、誰も気に留めないようなとても小さな市場が無数に存在します。

そしてその市場は企業では満たす事は出来ず、
個人しかその役割を担う事が出来ません。

規模は小さくとも、その商品やサービスを喜んで受け取るお客さんがいるなら、
そのニーズを満たす事は世の中の幸福度の向上にもつながります。

ネットで個人と個人が繋がれるようになった今、広大なインターネットの界では、
あなたにしか提供できない価値が必ずあり、それを喜んで受け取るお客さんが必ずいます。

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