仕事や家事に追われ、「自分の時間がない」と悩む人に、自分の時間を確保できるようになる方法を伝えます。

「よくわからない事」に向き合おう

こんばんは、高木です。

会社から給料をもらうのではなく、ネットビジネスで自分の力でお金を稼ぐのって、
人によっては「逆立ちしても出来っこないくらい難しい事」だと思っています。

難しいor簡単の判断は主観的なものだし、
人によって向き不向きもあるから一概には言えないけれど、
能力値としてごく一般的であろう僕の経験から言うと、

「決して簡単とは言えないけれど、たぶん日本の労働者の30%くらいは、
きちんと勉強して実践すれば生活費くらいは稼げるだろう」

と言えるくらいの難易度だと感じています。
もちろんあくまで感覚的な話ですが。

少なくとも、一部の超優秀な人や、
人並み外れたビジネスセンスがない人じゃないと無理、
みたいな世界では決してありません。

これだけみんながネットという場所にアクセスし、
多くの見込み客がいる時代ですから、
ネットビジネスにはそれくらい大きな可能性があるんです。

ただ、、、それが感覚的にわかっても、実際に行動に移す人はごくわずかです。

行動するどころか、真剣に検討する人すらごく一部でしょう。

もちろん今の生活や収入に満足している人や、
ネットで発信する事以上に楽しい事で日常が埋め尽くされている人もいると思うので、
そういう人は除きます。

それでも、例えば収入をあと1万円増やしたいとか、
今の生活に不満があって人生を少しでも良い方向に変えたいとか、
ネットビジネスをやる動機がありそうな人だけを対象としても、
もし彼らがネットビジネスの可能性に気付いた時、
実践を本気で考える人はその中のほんの一握りなんです。

実際、以前働いていた会社で、収入を増やしたい、
今より楽しい生活がしたいと言っている人にネットビジネスの存在を話した時も
「へーすごい世界があるんだね」
とつれない反応が返って来るのが関の山でした。

興味を持つ人もいましたが、実行に移した人は、約10人中ゼロです。

でもネットビジネスでそこそこ稼いでいる僕から見て、
その10人全員が、「やれば普通にできる」と思える人たちです。

本腰を入れて取り組めば、生活費を稼ぐくらい余裕でしょう。

なぜそれくらいの能力を持つ彼らは、自分で稼げる可能性を目の前にしても、
行動したり、真剣に検討するに至らないのか。

繰り返しますが、彼らは現状に満足している人ではなく、
収入や毎日の暮らしに不満を持っている人たち、
つまり、行動する理由を持っている人たちです。

そんな人たちがなぜ目の前にあるチャンスに真剣に目を向けないのか、
不思議に思っていました。

恐らくですが、彼らにとって起業とは、遠い世界の物事であり、
よくわからないものだから、だと僕は思います。

しかも、よくわからないだけでなく、なんとなく負のイメージを持っている人も多いです。

倒産とか、借金とか、果てには一家離散とか、、、

そういった負のイメージに対し本能的にブレーキが掛かるのかもしれません。

また、仮に本人のやる気を出しても、その周りの人たちが起業だったり、
ネットビジネスに対して良くないイメージを持っていたりするので、

本人の意思とは関係のないところで起業へのブレーキが働く事もあります。

ブレーキを掛けるのは学生だったら親だったり、妻帯者だったら、奥さんだったり。

特に奥さんからの反対は、あらゆる反対勢力の中でももっとも強力とされています。
いわゆる嫁ブロックというやつです。

僕の身近でも、その典型例がありました。
大学時代の友人の話です。

その友人は結婚前に一度起業をしていた過去があり、
しかし結婚目前に業績が悪化し、奥さんとの結婚が危ぶまれた時期がありました。

入が不安定な状態でなかなか結婚には踏み切れず、一応の結論として
「一度廃業して、就職が決まったら結婚しよう」となり、
少し時期を遅らせて無事結婚に至りました。

友人はもともと仕事ができる方なので、
就職した会社にも今ではすっかり溶け込み、
給料も順調に上がって生活は安定を取り戻しました。

ただそんな中でもふと、起業の事が頭をよぎる事があったそうです。

仕事に対して大きな不満はなかったものの、
もともと自分でビジネスをしていた彼にとって、

意思決定の裁量が限られた組織は、物足りなさを感じる環境でした。

また日々起業を思う中で、
「こうすればうまく行くだろう」というビジネスアイディアが生まれた事も、
その思いに拍車を掛けました。

しかし彼には家庭があります。
独身時代のように見切り発車で会社を辞める事もそう簡単にはできません。

なので今度は専業ではなく、その会社で働きながら、
ネットビジネスで起業しようと考えました。

ネットビジネスであれば自分のペースで進める事ができるし、
時間的・場所的な拘束もないので、副業にはピッタリです。

本業である会社での仕事を終え、帰宅するのが21:00頃。

夕食や入浴を済ませても、
これまでテレビを観るなどして過ごしていた時間を作業時間に割り当てれば、
できない事はありません。

しかしそこで、まさかの嫁ブロックが発動します。

「そんな事は止めて欲しい!」

・・・

副業という形だったにも関わらず、強い反対に遭ったのです。

普通に考えたら、奥さんにとっても、メリットこそあれ、デメリットは見当たりません。

だってうまくいったら家計の足しになるし、
うまくいかなくても彼本人の時間を失うくらいで、金銭的なリスクはほぼ皆無です。

にも関わらず、彼の奥さんは彼を止めたのです。

彼の話を聞いてみると、彼の奥さんは独身時代から彼の起業を良く思っていなかったそう。

彼の奥さんが起業に対して持ってるイメージは、
リスク、不安定、倒産、借金、信用が低い、といったもので、
公務員家庭で育ったという彼女にとって、起業は身近ではない上に、悪いイメージがついて回るものだったようです。

もちろん起業もいい事ばかりではないし、そういった負の側面があるのは事実です。

しかし、副業で、しかも金銭的負担がほとんどないネットビジネスという形を取れば、
起業が本来持つそういった負の側面もほとんど関係なくなります。

でも、それを説明しても、彼の奥さんは納得しません。

納得しない理由も、論理的なものではなく、
「とにかく“そういう事”は止めて欲しい!」
の一点張り。

理屈の問題ではなく、イメージから来る感情的な拒否反応のように思えました。

彼の奥さん例は、決して特殊なケースではありません。

起業に対して、なんか怪しい、怖い、危ない、
といったイメージを持っている人は多く、そのイメージが先行して、
最初から起業という選択肢が目に入らない人は多いです。

もちろんそういった高リスクのビジネスもありますが、
今の時代は特に、リスクが限りなくゼロに近いビジネスはたくさんあります。

利益が出るかどうかは別として、
利益が出なかったとしても経済的損失を受けない起業は可能なんです。

そういった理屈の部分を、感情に邪魔をされて目をそらす事は、
本当にもったいない。

これは起業に限った話ではありません。

自分にとって馴染みがない、よくわからないだけ物事に対して、
なんか怖い、なんか怪しいという感情的な理由で理解を拒んでいると、
人生の可能性を大きく損なう事になります。

なんかよくわからないものに、大きな可能性が隠されている事はよくあります。

だから、みんながよくわからないものとして理解を拒否しているものを理解している事は、
それ自体が大きな価値となります。

何か自分の知らない事に直面し、そこに対して負の感情が湧いた時、
きったんそれを横に置いて、理屈でしっかり考えてみる癖をつけてみてください。

今まで見えてこなかった可能性が見えて来るはずです。

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