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車好きが自動車メーカーに就職すべき?

こんばんは、高木です。

企業選びや業界選びを考える時、
自分の好きな商品を扱うところを志望先として選ぶ事ってよくある事だと思います。

確かに自分が好きな商品やサービスを扱う方が、
すでにある程度の商品知識がある事が多いし、
また営業をするにも開発をするにも熱意を持って取り組めそうです。

また面接の時にも、自信を持って志望動機や働きがいを伝えられそうですから、
就活生にとっては、就職したい対象になるんじゃないでしょうか。

だけど僕は、1つの企業にその商品が好きな人だけが集まるのは
(企業全体で見れば)少し危険な気もします。

極端に言えば、その商品に否定的で、
商品が「好きじゃない」人がいた方が良いと思うんです。

例えば自動車メーカー。

自動車メーカーを受ける人って、車好きか、
大学で機械工学とかを学んでいた人だと思いますし、
車に全然興味がなかったり、ましてや運転免許を持っていない人ってたぶんいないと思います。

だけど、自動車メーカーに必要な人材って、本当に車好きな人だけでしょうか。

中には「車嫌い」の人がいた方が良いと思いませんか。

例えば最近話題になっている「自動運転車」は、
車好きの発想とは思えません。

車好きの人は概して運転好きですから、運転したいと思う人が、
運転しなくてもよくなる商品を進んで開発するとは思えませんから。

実際、最大手のトヨタ自動車も、
自動運転車に対して積極的に開発を始めたのはほんのここ数年の話で(このエントリは2018年3月のものです)、自動運転車の開発に熱心な企業の代表に、
本来は車とは無関係のGoogleがあります。

きっとトヨタ自動車には、
「できれば運転しなくて済む生活」を望んでいる人はほとんどいなかったんじゃないでしょうか。

反対にGoogle社には「別に車に興味がない人」がたくさんいたと思います。

だから自動運転車の開発にも抵抗なくスタートが切れたんでしょう。

もしかしたらトヨタ自動車にもそういった隠れた需要に気付いていた人もいたかもしれませんが、
トップがまったくそういった空気を出していない中で、
運転が不要になる車の開発を提案するのは勇気の要る事です。

で、私もそうなんですが、「できれば車を運転しなくない人」ってけっこういると思います。

そもそも車に興味がなく、単なる移動手段としてしか使わない人、
あるいは仕事や通勤のために1日の間に長時間運転をしなければいけない人は相当数いるはず。

だからこそ「車を運転する必要がない」自動運転車の需要はこれだけの拡大を見せているんだと思います。

こういう事から考えると、
その企業の商品を好きじゃない人を企業は毎年一定数採用するべき、
とも思います。

自社企業のファンばかりを集めては、
自分たちが見落としている自社の欠点やその裏に隠れた市場を見逃す危険性がありますよね。

もちろん就活生にとっては、
面接で企業にその欠点や改善ポイントを伝えるのって難しいし、
勇気の要る事だと思います。

だけど自社のファンや、自社商品を褒め称える就活生ばかりの中で、
自社への的確な見方や隠れた市場の可能性を提案してくれる人の存在はその企業にとって貴重な存在のはずなので、
あくまで相手を否定せず、さらなる改善策として提案できるといいと思います。

自社の改善ポイントを伝えてくれる人もそうですが、
上手な提案をしてくれる人材は、それ以上に貴重な存在ですし。

ちょっと就活や転職活動をする際に参考にしてみてください。

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